歌手華原朋美(34)が薬物中毒の症状を訴え、救急車で搬送されていたことが19日、分かった。警視庁本所署によると、17日午前3時ごろ、華原は東京都墨田区のJR錦糸町駅南口でタクシーに乗車。意識がもうろうとしていたため、心配したタクシー運転手が華原を乗せたまま、同駅北口の交番へ移動。「乗客の様子がおかしい」と届けた。警察官が華原の症状を確認し、救急車を呼んだ。華原は「医師から処方された薬を飲んだ」と話していたという。

 担当の医師は、精神安定剤の服用による症状と診断。同署は事故や違法薬物に絡む事件の可能性はないと判断し、この件についての調査を終えた。広報担当者は「乗客を病人として扱い、救急車を呼んだということ。事件性がないので、これ以上、華原さんの病状について調べることはありません」と説明した。

 華原が住んでいた都内の自宅マンションは、JR錦糸町駅から約1キロの距離にあるが、現在は空き室。同マンションの1階で、華原の母が経営していた小料理店も、営業停止の状態が続いている。

 華原は07年6月、薬物依存症を克服できず、所属事務所から専属契約を解除された。公式ブログも閉鎖され、事実上の引退に追い込まれていた。

 [2009年1月20日7時16分

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