Vシネマや映画の悪役で活躍してきた俳優遠藤憲一(47)が、連続ドラマに初主演する。4月3日スタートのテレビ東京系「湯けむりスナイパー」(金曜深夜0時12分)の制作会見が3日、都内で行われた。
芸歴30年目のバイプレーヤーが、会見場のど真ん中に陣取った。「まさかこんないかつい顔の自分を主演にするなんて、許してくれたテレビ東京のトップの方は立派です」と、目をつり上げたまま照れ笑いした。通称のエンケンで呼ぶより、映画「クライマーズ・ハイ」の社会部長、「クローズZERO」の暴力団組長役、「花と蛇2」で杉本彩と濃厚すぎる絡みをみせたコワモテ俳優と説明した方が、うなずく人も多いはず。初主演ドラマでは、秘境の温泉旅館で第2の人生を志す元殺し屋役を演じる。
五箇公貴プロデューサーは「他局は若いスター俳優ばかり。テレ東らしく実力・個性派でいて、ドラマに重要なナレーションもできる声の持ち主」と、遠藤抜てきの理由を説明した。
映画「マトリックス」や「男たちの大和YAMATO」「20世紀少年」のCMナレーションなども担当してきた遠藤は「悪とバイオレンス、コメディー、エロ、たまに善玉もやって、ナレーションも…。今作には自分のキャリアをすべて注ぎ込んだ」と話した。
昨年は「週刊真木よう子」をヒットさせた“深夜ドラマのカリスマ”大根仁監督も「エンケン起用で、最もドラマを見ないアラフォー男性向けの作品を完成させた」と、自信満々だ。
[2009年3月4日7時56分
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