三田佳子(67)が人気脚本家宮藤官九郎(38)の脚本による舞台「印獣」(10月13~11月8日、東京・渋谷パルコ劇場)に主演することが8日、分かった。宮藤のほか、演出の河原雅彦、共演の生瀬勝久、池田成志、古田新太とも舞台初タッグとなる。
三田は唐十郎作「秘密の花園」に主演したことはあるが、新橋演舞場など大劇場が多く、パルコ劇場は初登場。宮藤作品も映画「ドラッグストア・ガール」に出演しただけで舞台は初。「思いもしない発想、着眼で、才能の塊という気がしていた。あこがれていたけど、自分がやるとは思っていなかったし、ご一緒できない世界と遠くから興味を持って見ていました」。
生瀬、池田、古田の3人は04年にユニット「ねずみの三銃士」を結成、宮藤脚本、河原演出の舞台「鈍獣」でチケット完売の人気だった。5年ぶり公演に際し、3人とからむ女優の役を「大女優」と決めたが、困ったのが誰にするかだった。古田が「大女優といえば三田さんでしょ。でもパルコじゃ無理だろうな」と言い出し、ダメもとで依頼し快諾を得た。三田は「ワクワクドキドキすることが少なくなったけれど、冒険して汗まみれになってやりたい。こういう形で舞台人生に膨らみを残せてうれしい」。
宮藤は脚本準備中だが、三田をイメージしてあらすじを書いたという。大女優から招待状をもらった3人の作家が、脅迫されて大女優の自叙伝を書くという設定。3人に「大女優の長津田麗子です」と自己紹介し、自叙伝を再現ドラマの形で展開する中で9歳の少女を演じ、歌も歌うという。三田は「どうなるか不安もあるけど、どんな剛速球が来ても受け止める覚悟はあります」。異種格闘技的な演技バトルは話題になること必至。札幌、福岡など地方公演もある。
[2009年4月9日8時45分
紙面から]ソーシャルブックマーク




