NHKは22日、10年度前期の朝の連続テレビ小説が「ゲゲゲの女房」に決まったと発表した。「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家水木しげるさんの妻の武良(むら)布枝さんの同名自伝が原案。昭和30~40年代の東京・調布を舞台に、貧しくとも漫画に全力を注ぐ夫を支える妻とその家族を描く。会見に出席した落合将制作担当は「笑いと涙を盛り込んだ王道なドラマにしたい」。ヒロイン役は「設定上、20歳代後半になる」と話し、オーディションは行わず今夏までに決定するという。脚本は山本むつみさんが担当。

 また、同作は鈴木卓爾監督のメガホンで映画化(来年初夏公開予定)されることも決まった。

 [2009年4月23日7時6分

 紙面から]ソーシャルブックマーク