女優福田沙紀(18)が、メイド服姿に初挑戦。7月期のテレビ朝日系連続ドラマ「メイド刑事(デカ)」(金曜午後11時15分)で民放連ドラに初主演することが14日、分かった。早見裕司氏(47)の人気小説の初実写化で、福田は京都の豪邸で働くメイドの若槻葵を演じる。警察本部長の特命刑事という裏の顔を持ち、容疑者宅に潜入捜査。特製モップ「キューティー☆クリーナー」で派手なアクションを展開し、悪に立ち向かう。

 福田は「刑事ドラマはやりたかったんですけど、まさかこういう形の刑事になるとは…。メイド服もかわいらしい雰囲気で、これから愛着がわいてくると思います」。アクションは映画「ヤッターマン」でヤッターマン2号を演じ、経験済み。「ヤッターマンでも、ほとんど吹き替えなしでアクションをやったし、得意なので楽しみ。メイド服の長いスカートと苦戦しながら頑張ります」。

 本名の「沙紀」は、人気ドラマ「スケバン刑事」の主人公、麻宮サキが由来。母親に「(刑事のように)正義感を持った子に育ってほしい」という願いで命名された福田が、初の刑事役を射止めた。麻宮サキの「おまんら、許さんぜよ!」と同様、メイド刑事の決めゼリフは「悪の汚れ、お掃除させていただきます!」。萌えキャラのイメージを吹き飛ばす迫力を見せてくれそうだ。共演は原田龍二、的場浩司ら。

 [2009年5月15日7時56分

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