歌手吉田拓郎(63)が21日、「人生最後」と決めた全国ツアーを名古屋センチュリーホールでスタートさせた。「長い間、全国ツアーをやってきましたが『もういいや』というのが本音。あまのじゃくな性格なので、みんながやっているからやめます」。ジョークで笑いを取ったが本音は別だ。

 72年に全国ツアー方式を導入した先駆者だが、07年に体調不良のためツアーを中止。これがショックだった。03年に肺がんを手術したこともあり「今の体力ではもう無理」。今回を最後と腹をくくった。くしくもこの日の会場は37年前に全国ツアーを始めた思い出の地。1年8カ月ぶりとなるステージでファンに代表曲「マーク2」から最新の「ガンバラナイけどいいでしょう」まで22曲を披露。最後は熱い投げキスを約3000人に送った。デビュー40年目の節目に迎えた最終章は、8月3日の東京・NHKホールまで10公演で3万人を動員する。

 [2009年6月22日8時14分

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