女優森光子(89)は東京・明治座公演「晩秋」の前に同劇場で会見し森繁久弥さん(享年96)の思い出を語った。森繁さんのことを「座長」の意味を込めて「座」と呼んでおり「座のような方はもう出てこない。追っかけます!」と目をうるませた。「他の方が亡くなり(葬儀で)『順番を間違えて。僕の葬式なのに』とおっしゃる。それを聞きながら同じ葬式にしょっちゅう出ていたから…。悔しい」。
最後にじっくりと話をしたのは05年3月、芸術座の森の楽屋に森繁さんが訪れた時だった。「ネクタイをあげたんですよ」。森繁さんはさりげなく森の手にタッチしており「そうしないと、相手に失礼だと思ってらっしゃる。反対なのにね(笑い)。人を喜ばせることが大好きな方でした」と振り返った。
[2009年11月12日8時20分
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