タレント梅宮アンナ(37)が、今年10月にサハラ砂漠を1週間かけて約250キロ走り抜く「サハラマラソン」への出場を計画していることが22日、分かった。近い関係者によると、現在、仕事の日程など調整中だが、サハラマラソンというイベントを見つけてきた本人の出場意志は固く、今後スポンサーや番組との連動を考えていくという。

 サハラマラソンは数あるマラソンでも過酷なことで知られ、毎日決められたベースキャンプ地まで、寝袋や食料も自身が背負って移動する。単純計算でも1日平均35キロ以上。アスファルトではなく、足腰に負担のかかる砂漠地を40度以上の気温の中、走ることになる。現在、世界1周マラソンに挑戦中の間寛平も08年に挑戦して完走しているが、周囲の心配は相当なもの。それでもアンナは自身のブログで挑戦の理由を「一番の目的は、自分の心を鍛える事や、いかに自分が恵まれた環境にいるのかを感じたい。1週間の時間に何を考え、その道のりの間に何を感じ、ゴールした時に何を感じるのか。またそんな自分に会いたい」とつづっている。

 アンナは長女百々果ちゃん(8)の妊娠、出産を機に30キロ以上増量してしまった。だが、08年7月からダイエットを開始。翌年9月には、28キロ減量した成果として女性向けビューティー誌「美STORY」(光文社)11月号の表紙で、衝撃的なヌードを披露した。このダイエット期間に、ウオーキングやランニングが日課になった。昨年12月にホノルルマラソン(42・195キロ)を5時間55分でマラソンデビューを果たし、その感動や達成感を覚えていた。その後、新恋人のアメリカンフットボール元日本代表の中島佑(28)と破局。約2カ月足らずの恋愛関係だったが、それで落胆することなく、この大きな挑戦に意欲をみなぎらせているという。

 [2010年2月23日8時6分

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