トータルテンボスら吉本興業所属のお笑いタレント10人が26日、都内で、ゼブラのボールペン新商品「スラリ」のPR会見を行った。スラリの良さを知ってもらおうと全員で「スラリ検証部」を結成。トータルテンボスの大村朋宏(35)が部長、藤田憲右(34)が副部長に就任し「使いやすさ、ハンパねぇ!」と持ちネタで盛り上げた。

 スラリは、油性と水性を混合し、それぞれの長所を併せもつ「エマルジョンインク」を採用した世界初のボールペン。滑らかな書き味と鮮やかな筆記線を実現した。動画お笑いコンテスト「S-1バトル」の月間チャンピオンの常連であるトータルテンボスを中心とするスラリ検証部は、「50メートルボールペン走」や「スラリ大喜利」など、35本の笑える実験に体当たり。ユーチューブの吉本チャンネルで公開するなど、大活躍している。

 会見では、取材陣にスラリを配り「面白いギャグを披露してたくさん記事を書いてもらおう」と部員たちが持ちネタを披露した。次々と一発ギャグが繰り出されたがいずれも不発で、藤田は「記者さんたちのスラリが全然動いていないじゃないか!」。招待された一般客から「洋服にも書けますか」などまじめな質問が飛び出すハプニングにも見舞われ、たじたじ。ふくろとじのてっちゃん(28)が「めっちゃ書きやすかったです」と普通に感想を語り、笑わせた。

 大村は「僕ら、ボールペン芸人と呼ばれているので、スラリ検証部に起用されてうれしい」と話し、藤田のヒゲを指して「このヒゲもスラリで書いています」。藤田はスラリの3文字であいうえお作文に挑戦する展開となり「素晴らしい書きやすさ」「ラクに書ける」「料理にも活用できる」。イマイチな出来栄えに落ち込んだのか「結婚したタカアンドトシのトシに一筆書くとしたら」との質問に「おめでとう、と書きます」と普通に答えた。

 [2010年5月27日6時59分

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