【ロサンゼルス6日(日本時間7日)=千歳香奈子通信員】アルコール依存症の米人気女優リンジー・ローハン(24)が、ロサンゼルス郡地裁から90日間の禁固刑を言い渡された。07年に飲酒運転など有罪判決を受けた際、禁酒プログラムの受講を保護観察処分の条件とされていたが、度々欠席。5月24日にはアルコール摂取を禁じられ、遠隔地からの摂取監視器具「SCRAM」の装着も命じられたが、6月6日にアルコール反応を検知したため、再び逮捕状を出されていた。20日に市内の拘置施設に収容される見込み。

 黒のブラウスとパンツ姿のローハンは、白のカーディガンを着て出廷。「まじめにカウンセリングを受けてきた。判決を軽んじたと思ってほしくない。やるべきことはやってきた」と涙ながらに話し、情状酌量を訴えた。しかし裁判官に依存症の経歴や、禁酒プログラムを7回欠席したこと、度々虚偽発言をしてきたことを指摘され、主張を退けられた。隣席の弁護士に悲痛な表情で助けを求めたが、禁固刑の判決は変わらず、廷内で号泣した。

 07年に飲酒運転とコカイン所持で有罪判決を受けた際には、わずか84分の収監で出所。今回は長期間の禁固になるが、収容所の混雑のため、収監は90日間より短くなる見込み。米タレントのパリス・ヒルトン(29)が07年に免停中の無免許運転で45日間の禁固刑を言い渡されたが、半分の23日間で出所している。

 ローハンは米国で9月公開の映画「マチェーテ」に出演しているが、今夏のPR活動に参加するのは難しくなった。伝説のポルノ女優リンダ・ラブレースを演じる主演映画「インフェルノ」(来年米国公開)の撮影にも影響が出そうだ。

 [2010年7月8日8時22分

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