女優長沢まさみ(23)らを輩出した「東宝シンデレラ」オーディションのグランプリ発表会が9日、都内で行われ、小学5年生の上白石萌歌さん(10)が、歴代最年少で史上最多の応募総数4万4120人の頂点に立った。00年当時に最年少の12歳で受賞した長沢の年齢をさらに更新した。また、審査員特別賞には2歳年上の姉、萌音さん(12)が選ばれ、姉妹そろっての受賞となった。

 萌歌さんは受賞の瞬間、多くのフラッシュを浴びると、まぶしそうな表情を見せたが穏やかな笑顔を崩さなかった。姿勢の良い体が緊張でこわばったが、長沢からガラスの靴を手渡されると「夢みたいです。うれしくて言葉がでません」と笑みを浮かべた。第5回グランプリの長沢は「(上白石さんが)壇上に上がるまで、1人だけ違うオーラを感じました。笑顔を忘れないでください」とエールを送った。

 審査員を務めた東宝の市川南氏は「今年は粒ぞろいで10~12歳に良い子が集中していた。中でも上白石さんは2次審査のときから歌が抜群に上手で、全会一致で評価が高かった」とし、「今後、姉妹で女優デビューの可能性もある」と期待を込めた。

 萌歌さんは幼稚園のころから、歌、踊りを中心にミュージカルのレッスンを続けてきたという。あこがれの女優について「水野さんと長沢さん」と即座に答えると、オーディションのスカウト部長、水野真紀(40)から「立派!!」と肩をポンと押され、会場をわかせた。副賞の賞金100万円の使い道には「たくさんお洋服を買ってもらったので、両親に返したい」と子どもらしい素顔に戻った。

 審査員特別賞には林成美さん(14)松島純菜さん(13)山崎紘菜さん(16)。今年新設されたニュージェネレーションには、小川涼さん(10)浜辺美波さん(10)と、異例の多数受賞者が選ばれた。【梶ひと美】

 [2011年1月10日8時35分

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