俳優福山雅治(42)が、今日18日から放送されるダンロップの低燃費タイヤ「エナセーブ」のCMで初の一人二役に挑戦している。

 CMは福山が100年前にタイムスリップして、福山が演じる高祖父(祖父の祖父)に会うところから始まり、ベンチに座った2人が環境問題について語る。「未来も大変だなあ」と言う高祖父に、福山が「エナセーブ」を見せ、「すべてのクルマが低燃費タイヤをはけば、地球はもっと良くなると思うんです」と話すというストーリー。

 一人二役は福山のアイデアで実現した。100年前にタイムスリップして高祖父に会いにいくという企画をスタッフが見せたところ、福山が自ら一人二役を提案したという。撮影では、細部まで徹底的にこだわって明治の日本を再現。約100人のエキストラに馬車や人力車、当時走っていた車まで用意して臨んだ。

 70歳という設定の、福山演じる高祖父の特殊メークにも注目。髪や顔だけではなく、手のしわなどにもこだわり、和服姿の粋な老紳士が誕生した。