覚せい剤取締法違反(譲り受け)で逮捕されたタレント小向美奈子容疑者(25)が27日、東京地検に送検された。午前8時半ごろ、留置先の東京・武蔵野警察署を車で出発。東京地検立川支部で手続きをした後、午後3時50分に同署に戻った。後部座席では、しっかり前を見据えている様子だった。同署員の1人は「元気そうに見えた。上下スエット姿で、すっぴんの顔でした」と明かした。

 一方、小向容疑者の弁護人を辣腕(らつわん)弁護士の牧義行氏(60)が担当することもこの日、分かった。牧弁護士は日刊スポーツの取材に応じ、「以前に知人を介して紹介され、逮捕された日の夜に小向さんから電話をもらった。明日(28日)、選任届を提出します」と話した。牧弁護士は故勝新太郎さんの弁護人を務めたほか、テレビの情報番組でコメンテーターを務めていたこともある。

 また、警視庁はこの日、小向容疑者の自宅があったマンションや所属事務所など、3カ所を家宅捜索し、容疑の裏づけを急いでいる。