俳優反町隆史(37)が6日、都内で、主演するフジテレビ系ドラマ「グッドライフ」(19日スタート、火曜午後10時)の会見に出席し、東日本大震災当日の様子や作品のテーマの父性について語った。

 震災当日、反町は仕事中だったという。「すぐに家に帰り、1時間後には家族と再会し、ほっとした」。さらに「当たり前の生活を当たり前と思ってはいけないと思った」と、家族の絆についてあらためて考えたという。被災者には「ドラマを見て、少しでもホッとしてもらえたり、励みになればいい。僕にできることはそれしかない」と語った。

 作品は、白血病の息子のため、体を捨ててでも救おうとする父の愛をテーマに描く。実生活でも娘を持つ反町は「万が一、子供に何かあったら、自分もそうする。できる限りのことをする。目が見えないなら目をあげる。それが親」と、言い切った。子供とは本音で付き合い、コミュニケーションが大事とし「いいこと、悪いことをはっきり言える親でありたい」と続けた。共演は、栄倉奈々、井川遥、加部亜門、伊原剛志、鹿賀丈史ら。