音楽家長渕剛(54)が26日、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市内の日和山(ひよりやま)公園で、NHK総合「SONGS」(水曜午後10時55分)の収録を行った。震災から3カ月以上が経過したが、この悲劇を忘れず、後世に伝えるためにと、雨が降り続く中、未来を担う地元小学生ら総勢約1000人とともに「TRY

 AGAIN

 for

 JAPAN」を歌い上げた。この模様は7月13日放送予定。<長渕剛の主な復興活動>

 ▼散文詩

 4月3日に散文詩「復興」を発表。「憎い

 憎い」で始まる長編で、尊い命やふるさとを奪った津波を呪いつつ、ひるまない人間の絆と強さを表現した。

 ▼ラジオ

 4月7日に被災地向け番組「長渕剛

 RUN

 FOR

 TOMORROW~明日へ向かって~」がスタート。

 ▼自衛隊激励

 4月16日に航空自衛隊松島基地(宮城)で、約1500人の自衛隊員の前でライブを行う。過酷な任務で被災者を支援する隊員を激励した。