ツイッターでフジテレビや韓流ブーム批判を続ける俳優高岡蒼甫(29)が29日、個人ブログを立ち上げた。「事実に基づく真相」と題して今回の経緯を説明し、「決して自分は韓国に対する批判はしてはいない。日本を引っ張っていってる人間たちに対する抗議の意味だと理解をしてほしいです。このままじゃこの国はダメになる」と主張した。

 05年1月公開の映画「パッチギ」撮影後に自殺を図ったことも明かした。韓国で受けた取材での発言から「反日思想」のレッテルを貼られ、舞台に上がる際にパニック障害で汗が出るのを薬物のせいだと疑われたことなどで、マスコミ不信に陥ったという。さらに東日本大震災後の報道が引き金になったとし「放射能の事から目を背けさせたり、都合の悪い事は報道規制をかける…国民に伝わらない情報が多すぎたり、的外れな外国のドラマ、朝のニュースでは偏った報道。この国を心底疑った」としている。

 28日に所属事務所スターダストプロモーションを退社したこともあってか、この日のツイッターでは「役者をやることはもう諦めてるかな」と心境を明かしている。