ザ・ドリフターズの加藤茶(68)が、23歳の一般女性と再婚していたことが7月31日、分かった。今日1日発売の「週刊ポスト」が報じている。45歳も年下の、超年の差婚となる。同誌によると、6月下旬に婚姻届を出していたといい、相手は和風美人だという。加藤は03年に前妻と離婚。5年前には大病から生還したが、周囲には「夜も現役バリバリ」と話しているほどの元気ぶりという。

 同誌によると、加藤の再婚相手は広島出身の23歳の和風美人。女性の実家は、幅広く会社を経営している名家だという。45歳も年下のこの女性との交際期間は短かったが、今年6月下旬、極秘に婚姻届を提出していたという。加藤は再婚で、かつ68歳という年齢もあって「派手にしたくない」と結婚式や披露宴を表立って大々的にやることは避けたが、新妻の実家広島では親戚を招き、結納を厳粛に行ったという。

 所属事務所関係者もこの日、再婚を認めた。ただ、東日本大震災からの復興の見通しも立っていないこともあり、加藤は再婚を対外的にオープンにする意向はなかったという。

 加藤は87年に、18歳年下の前妻と結婚。20歳の長女ら2男1女をもうけたが、03年に熟年離婚した。その後は独身を通していたが、前妻とは近所に住むなど互いに行き来は継続。前妻は加藤の生活の世話も続けていたという。加藤は06年に大動脈瘤(りゅう)解離の大病をわずらい、約10時間におよぶ大手術の末生還したが、その時にも、この前妻が看病していたほどだった。

 しかし、加藤は今回の再婚を決意してから、前妻との関係に一線を引くようにしたという。現在は新妻の料理を毎日食べ、周囲に「夜も現役バリバリ」と話しているというほどのタフネスぶりという。

 加藤は今年が芸能生活50周年。68歳の誕生日だった3月1日には、ザ・ドリフターズのメンバーをはじめ約900人が集まる大規模な祝賀パーティーを開催。高木ブー、仲本工事、志村けんのメンバーと4人で、コントを披露し「体の続く限り笑いをやりたい。死ぬ時も笑って死にたい」などと話した。10月には名古屋・中日劇場でデビュー50周年記念「加トちゃん一座旗揚げ公演」を予定しており、公私ともに充実しているようだ。