女優松嶋菜々子(37)の主演連続ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系、10月12日スタート、水曜午後10時)の主題歌をシンガー・ソングライター斉藤和義(45)が歌うことが28日、分かった。プロモーションビデオ撮影をする神奈川・川崎市内のスタジオに、松嶋、長谷川博己(34)相武紗季(26)忽那汐里(18)の出演者たちが電撃訪問。その光景を日刊スポーツが独占取材した。

 斉藤は、主題歌のオファーを意気に感じていた。「このドラマは、何かを失った人たちが、再生していくのが裏テーマなので、東日本大震災の後に、僕が考えてきたことを歌にしました」。普遍的な愛を歌い「やさしくなりたい」と名付けた。松嶋も「斉藤さんがいい曲を作ってくれて、私たち出演者たちも、うれしいです」と感謝した。

 実は、松嶋主演の連ドラの主題歌は、大ヒットするという法則がある。99年「魔女の条件」の宇多田ヒカル「First

 Love」は、同名アルバムが全世界で991万枚以上を出荷し、その後のシングルカットでも80万枚をセールスした。00年「やまとなでしこ」のMISIA「Everything」も200万枚のダブルミリオンと大ヒットした。ほかにも「Sweet

 Season」は、サザンオールスターズ「LOVE

 AFFAIR~秘密のデート~」。「救命病棟24時」シリーズは、DREAMS

 COME

 TRUEの「何度でも」や「その先へ」など。斉藤の新曲にかかる期待値も高い。同曲は、ドラマ初回放送の10月12日配信スタートで、11月2日シングル発売される。【瀬津真也】