女優武井咲(17)がファッションブランドのグッチと日本人では初めての契約を結び13日、都内で会見を行った。武井は「憧れのブランドで光栄。じわじわと感動がこみ上げてきた」と笑顔を見せた。

 グッチによると、締結したのは、武井が表舞台に登場する際には、できるだけ製品を提供し、グッチでコーディネートする「パトロネージ契約」で、武井はこの日、自ら選んだカラフルなワンピースを着用した。バッグ、指輪、サンダルを入れて総額77万7000円と偶然の「スリー7」。今年、グッチも含めて企業とのCM契約が15本になった武井の活躍を象徴する数字がそろった。

 ニホンモニターのホームページによると、CM契約本数は、AKB48大島優子(23)が19本とトップを走るが、単独での契約は武井と芦田愛菜(7)がトップで並んだ。ドラマ主演や今日14日にはデビューシングル「恋スルキモチ」を発売するなど大活躍の1年を振り返り、武井は「夢のようで今でも信じられない」と充実の1年をかみしめ、大粒の涙を見せた。