滝沢秀明(29)の主演舞台「新春

 滝沢革命」(東京・帝国劇場)が今日1日に開幕する。09年の初演から今年で4年目。水を使った演出が毎年の目玉だが、今年は昨年の約2倍にあたる水量延べ150トンを使用する。床下から水が噴射する新しい演出も加わり、迫力を増した舞台となる。

 舞台げいこが12月31日、取材陣に公開された。クライマックス場面は約20分。流れ落ちる“滝”の勢いは例年以上で、滝沢の姿も一瞬見えなくなるほど。滝沢は「予想以上。見えなくなるぐらいの水がかかる。すごい」と驚いていた。

 昨年以上の水を使用するため、舞台装置を改造した。地下プールから吸い上げるホースの数を倍増させ、タンクを増設。昨年の2倍の速度で吸い上げることを可能にした。水を床下から勢いよく噴射させる装置「ウオーターキャノン」も導入。多彩で派手な水の演出が実現する。

 ◆「新春

 滝沢革命」

 09年初演で毎年、元日に開幕。帝劇で初めて大量の水を使用。水量は09年5トン、10年7トン、11年15トンと毎年増加。滝沢がフライング中に散らす水は、ファンの間で「滝汁(たきじる)」と呼ばれている。10年に滝沢は同舞台と森光子主演「新春

 人生革命」の両舞台をこなした。昨年は帝劇開場100周年記念公演として開催。昨年からNYCの中山優馬が滝沢の弟役として参加。