歌手赤西仁(27)と女優黒木メイサ(23)が今月2日に結婚したことを9日、それぞれマスコミ各社にファクスを送り、発表した。2人とも黒木の妊娠について触れなかったが、黒木は一部関係者に妊娠を報告している。また、2人は各所属事務所に結婚を事後報告していたとみられる。この日、赤西の所属事務所先輩、東山紀之(45)が都内で取材に応じ、大人の責任感を持つよう強調した。

 先輩東山が、後輩赤西の電撃結婚についてコメントした。テレビ朝日系スペシャルドラマ「必殺仕事人2012」(19日午後9時)の放送に先がけ9日、居合で精神鍛錬をするため都内にある北辰一刀流玄武館に1日入門。厳しい指導を受けた。最後は上半身ヌードで日本刀を構える和風セクシーポーズで決めると、話題は赤西の結婚へ及んだ。

 東山は「2人とも20歳を超えて責任ある立場。それを尊重したい。彼も先が長いし、彼女も才能のある人なので競い合って助け合ってほしいと思います」と淡々と語った。

 ジャニーズ事務所はアイドル稼業ということもあり、これまで結婚に慎重なタレントが多かった。今後、その風潮も変わるのではとの問いに「本人次第ですからね。後輩もたくさんいて先輩もちゃんとしてるから、それぞれの考え方でやっていくこと」。夫婦円満の秘訣(ひけつ)を聞かれると「大人はルールがある。そのルールに基づいて生きていくべきです。守るべきもの(黒木メイサ)ができたのだから(ルールを)守ってほしいと思います」と重みのある言葉を贈った。

 居合の感想については「今の僕の精神状況に必要だと思って体験したかった。日本文化のすばらしさを感じました」と話した。