歌手五木ひろし(64)が28日、松山市内で41年ぶりの“練り歩き”を行った。同市の繁華街・二番町を舞台にした新曲「夜明けのブルース」のPRで、大街道アーケード内の630メートルを同曲を作詞・作曲した愛媛県出身のシンガー・ソングライター、レーモンド松屋らと歩いた。

 71年に大ヒットさせた「よこはま・たそがれ」のキャンペーンで横浜市伊勢佐木町を歩いて以来の練り歩きで、五木は「ひろし~」「こっち向いて~」と声が掛かる中、手を振り、笑顔を振りまいた。

 ミニライブも開催し、聴衆約2000人の前で「夜明けのブルース」など3曲を披露。「喜んでくださる皆さまのためにも、この曲を大きなヒットにしてご恩返ししたいです。NHK紅白歌合戦でこの曲を歌えるように頑張っていきます」と誓った。同曲は27日付オリコンデーリーチャート8位と好調な出足をみせている。