ロンドン五輪が12日(日本時間13日)閉幕し、各競技の番組平均視聴率が13日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率を記録したのは、「サッカー女子予選

 日本×スウェーデン」で、関東地区30・8%(関西29・3%)だった。

 2位は「サッカー女子決勝

 日本×米国」で29・1%(関西24・0%)、3位は「サッカー男子予選

 日本×スペイン」で26・0%(関西20・6%)だった。

 主に日本の深夜帯に行われたロンドン五輪。1位の女子サッカーは競技開始が日本時間午後8時、3位の男子サッカーも午後10時45分と、観戦しやすい時間帯だったことも、数字を高める要因となったようだ。それでも、2位のサッカー女子決勝は、午前3時45分開始だっただけに、視聴者の関心の高さを感じさせた。関係者によると、同時間帯の29・1%は、昨年日本が優勝したサッカー女子W杯決勝の21・8%を抜き、01年以降の試合中継では歴代3位だという。

 競泳平泳ぎの北島康介は3連覇を狙った同100メートル決勝(日本テレビ系)で3・5%、同200メートル決勝(NHK)で7・8%。金メダルを獲得した内村航平の体操男子個人総合決勝(日本テレビ系)は10・7%だった。