日本テレビ系「24時間テレビ35

 愛は地球を救う」(25、26日放送)に番組史上最多の五輪選手が出演することが22日、分かった。ロンドン五輪レスリング女子で3連覇を果たした吉田沙保里(29)伊調馨(28)やレスリング男子で24年ぶりに金メダルを獲得した米満達弘(26)をはじめ、現時点で20人の出演が決まっている。

 日本選手団の参加100年という節目のロンドン五輪で、日本は史上最多38個のメダルを獲得。五輪フィーバーは今もなお続いており、20日には東京・銀座でメダリスト凱旋(がいせん)パレードが行われ、約50万人が詰め掛けた。その興奮冷めやらぬまま、「24時間テレビ」を盛り上げてもらいたいというのが同局の意向だ。

 放送が始まる25日夜から早速、米満や競泳男子200メートル背泳ぎ銀メダリスト入江陵介(22)らが出演。26日朝は重量挙げ女子48キロ級銀メダリスト三宅宏実(26)とレスリング女子72キロ級に出場した浜口京子(34)。同日昼に28年ぶりに銅メダルを獲得したバレーボール女子チームが登場。同日夕方にはレスリング女子48キロ級で金メダルを獲得した小原日登美(31)が夫康司さんとともに出演する予定。放送時間内にまんべんなく登場する形で「五輪効果」を期待する。

 チャリティーを主な目的とした番組なだけに、募金箱の傍らに立ち、一般客から募金を受け付ける予定もあるという。