09年NHK連続テレビ小説「ウェルかめ」のヒロインとして注目を集めた女優倉科カナ(24)が、民放ドラマに初主演することが23日、分かった。TBS系連続ドラマ「花のズボラ飯」(10月23日スタート、深夜0時55分)に主演する。

 同名コミックが原作で、夫の単身赴任中をいいことに、簡単な料理(=ズボラ飯)を作って乗り切る主婦の姿を描く。ズボラ飯レシピ本が発売されるなどズボラ飯自体も注目されており、ドラマでも毎回、ズボラ飯が1~2品紹介される。詳細は未定だが、原作では主人公が妊娠しにくい体質に悩む姿も描かれている。

 制作サイドは倉科の起用理由を「倉科さんの健康的ではつらつとしたイメージが、主人公の花にピッタリと直感しました」と説明する。倉科は「ズボラの中にあるこだわりや繊細さをどう演じていけるか楽しみです」と話している。