ファンキーモンキーベイビーズの20枚目のシングル「サヨナラじゃない」(21日発売)のジャケット写真とPV(プロモーションビデオ)に内村光良(48)が起用されることが6日、分かった。内村が監督・脚本を務める映画「ボクたちの交換日記」(来年3月23日公開)の主題歌に決まっている縁もあって実現した。

 これまでシングルジャケット写真は、東国原英夫氏(当時はそのまんま東)や山田花子、楽天田中将大らすべて著名人が飾ってきた。内村は顔ジャケットシリーズ初の映画監督としての登場となった。

 PVの舞台は映画館。内村が演じたのは映写技師で映写技師と少年の触れ合いを描く名作「ニュー・シネマ・パラダイス」をほうふつとさせる内容になった。PVを劇的に仕上げたのは映画「僕等がいた」を大ヒットさせた三木孝浩監督。実は監督デビュー前からファンモンと親交があり、「告白」「ヒーロー」「あとひとつ」など多くのヒット曲のPVを担当した。相性抜群のタッグもヒットを予感させる。

 ファンキー加藤(33)は内村の参加に「ウッチャンナンチャン世代なので今回は本当に光栄です!」。フジテレビ系「夢で逢えたら」「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」が大好きで、「-やらねば!」で内村が演じた「マモー」が好きという。

 内村はPVについて「あの『ニュー・シネマ・パラダイス』を超える(笑い)」と絶賛。加藤も「『ニュー-』を超える感動の作品に仕上がりました」と照れながら胸を張った。