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美人書家・中塚翠涛/気になリスト

色紙に「日刊スポーツ」と書き、笑顔を見せる美人書家の中塚翠涛(撮影・江口和貴)
色紙に「日刊スポーツ」と書き、笑顔を見せる美人書家の中塚翠涛(撮影・江口和貴)

<連載「気になリスト」(32)>

 テレビ朝日系「中居正広の怪しい噂の集まる図書館」(火曜午後11時15分)で人気コーナーを担当している美人書家がいる。中塚翠涛(33)。芸能人が書いたペン字を採点するコーナーで「美文字」か「汚文字」かを判定する。ペン字の横にお手本で書く赤ペン文字と、横顔の美しさに、出演者たちはメロメロだ。

 幼少時から筆遊びが好きだった。4歳から書道を始めた。小学生時代は字自体ではなく、「かすれ、にじみが好きだった」という。筆の魅力は「弾力が好き。ペンだと一本調子で同じ線しか引けない」。取材中にも「ちょっと筆を持ってみてください。ほら違うでしょ。さっきは太い字だったのが、筆を立てると細く書ける。もっと立てて。ほら~上達した~。すご~い。あはははは。すご~い」。大人の和風美人が一瞬で少女のような笑顔になった。

 書面だけでなく、空間も「書」でデザインする。これまで商業空間や住宅、旅館、ホテルなども手がけてきた。食器などのデザインも行う。大学卒業後、スポーツ関係の仕事に就いたが「書」を仕事にしたいと常々思っていた。ターニングポイントは「23、24歳ころにやらせてもらったナイキの仕事」という。「アスリートの言霊(ことだま)」というテーマで松坂大輔をはじめとしたスポーツ選手のイメージを「書」で表現した。「今までは自分のためだけだったけど、この楽しさが伝わればと思った。人が喜んでいる姿が楽しいと思った」。

 最近はバラエティー番組の人気コーナーを任されている。芸能人のペン字を採点するのだが、「これまで見て字がきれいだったのはビビる大木さんと具志堅用高さんですね」と意外な名前を挙げた。

 タイピングが主流の時代に、著書「30日できれいな字が書けるペン字練習帳」(宝島社)なども出版し、字を書くことを奨励している。「くせ字が悪いわけではないですが、丁寧に書くことが大事。あとはTPOに合わせて書くこと。お手紙なら丁寧な文字でもらった方は気持ちが良いですよね」。今は有田焼とのコラボレーションを試行中。「書を海外に広めていきたい」。夢は広がっている。【三須一紀】

 ◆中塚翠涛(なかつか・すいとう)本名非公表。1979年(昭54)7月24日、岡山県生まれ。4歳から書道を学び、高校卒業後、数多くの書道家を輩出している大東文化大中国文学科を卒業。98年に日展審査員の高木聖雨氏に師事。10年にパリで展覧会開催。趣味は旅。旅先から筆ペンで絵はがきを送るという。

(12月25日付 紙面から)

 [2012年12月25日9時57分 紙面から]









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