宝塚歌劇団の元月組トップスターで女優の瀬奈じゅん(38)が昨年末に結婚していたことが14日、分かった。相手は長身のイケメンダンサー千田真司(28)。瀬奈のコンサートで共演したことがきっかけで交際に発展。約2年半の交際期間を経てゴールインした。瀬奈は以前、結婚願望がなかったが、千田とは交際に発展する前に、なぜか結婚を予感していたという。

 運命的な直感が結婚につながったようだ。関係者によると、瀬奈と千田は昨年末、都内の区役所に婚姻届を提出。挙式や披露宴は未定で、瀬奈は現在妊娠はしていないという。

 瀬奈は身長168センチで、千田は181センチ。スタイル抜群の美男美女カップルの誕生だ。千田は、蜷川幸雄氏が演出した08年舞台「さらば、わが愛

 覇王別姫」や、俳優井上芳雄のコンサートなどに出演するなど、舞台を中心に活躍するイケメンダンサーだ。

 2人の出会いは10年。瀬奈の宝塚退団後初コンサート「ALive」に、千田が出演した。大阪公演終了後、無事に終えた感謝のお参りに三重・伊勢神宮へ向かう瀬奈に、ひょんなことから千田が同行した。雨宿りのために立ち寄った飲食店で、瀬奈は「好きでもないけど、この人と結婚するかも」と直感したという。

 その後、食事に行くなど親交を深め、ほどなく交際が始まったという。瀬奈は以前から「結婚願望はない」と公言していたが、親しい関係者に「第一印象はさわやかな方でした。彼といると自然体でいられ、高め合うこともできる。自然な流れで一生を共にしたいと思うようになりました」と話しているという。10歳年下の男性との結婚については「年の差は感じていません。私の方が世間知らずで彼の方が大人」と話しているという。今は、毎日料理など家事もこなしているという。関係者は「ジャンルを問わず料理を作っているみたい。千田さんはブリ大根などを気に入っているようです」と話している。

 瀬奈はファンを大切したい思いもあり「これからも応援していただけるよう、誠意を持ってお仕事を頑張っていきます」と決意をあらたにしているという。