のどの違和感で都内の病院に緊急入院した演歌歌手都はるみ(64)の病名が「急性咽頭炎及び急性気管支炎」と8日、分かった。所属事務所が発表した。現在も炎症は治まっておらず「1週間程度の入院加療が必要」と診断された。はるみは「すぐ、元気になって戻ってきますので、ご心配をなさらないでください」とのコメントを発表した。

 はるみがこの日、東京・蒲田の大ホールで行う予定だった「大田区商業まつり」の貸し切りワンマンショー(昼夜2回)は、小林幸子(59)が代役出演。混乱はなく、小林は開演直後に「はるみさんから昨夜、メールをいただきました。『サッちゃんがやってくれるのでうれしい。やっと寝られます』と書いてありました」と明かした。

 前日7日に代役の依頼を受けた小林側は、一夜で準備。NHK紅白歌合戦で使用した巨大衣装の「ペガサス」(93年)と「火の鳥」(06年)や、初披露の電飾衣装で「おもいで酒」「雪椿」「茨の木」などを披露。昼夜計約3000人の観客を楽しませた。