滝沢秀明(31)が8日、前日7日に開幕した主演舞台「滝沢演舞城2013」(東京・新橋演舞場)を取材陣に公開した。06年に初演。歌舞伎座建て替え中は題名を変え、東京・日生劇場で上演された。「待ちに待ったという感じ。ああ久々に来たなと。新橋演舞場のために作った作品なのでやはりこの劇場が合います」。同所公演は4年ぶり。

 日生劇場では封印してきた源義経の生涯を描く「義経」も4年ぶりに第2部で復活。壮大なドラマに仕上げるべく、武蔵坊弁慶役に京本政樹(54)が抜てきされた。京本の長男でジャニーズJr京本大我(18)も源頼朝の側近部下で後に義経に味方する真之介役で出演。親子初共演が実現した。

 親子初共演は父親の政樹と総合演出などを手掛けるジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏(81)の発案で実現。政樹が経緯を文書で説明した。「13歳のころ、ジャニー喜多川さんにスカウトされ、4年間ほど東京と大阪を行き来しておりました。ジャニーズJrの息子、京本大我との初共演に深い運命を感じ、出演をお引き受けいたすことに相成りました」。座長の滝沢はその親子ぶりについて「感じないですね」。また「大我も(政樹に)敬語で話しています。大先輩と共演という感覚でしょうね」と話した。5月12日まで。