「THE

 MANZAI

 2012」王者の漫才コンビ、ハマカーンが、優勝までの軌跡をつづった初著書「下衆と女子の極み

 強くなりたきゃパンを食え」(ぴあ)を出版する。6月29日に発売する。

 異色のスタイルでまとめた本だ。浜谷健司(35)神田伸一郎(36)のそれぞれの「1人語り」をシンクロさせる構成。95年の東京農工大での出会いから00年のコンビ結成、ブレークに至らない苦悩の日々、浮かび上がってくる考え方の違いなど、紆余(うよ)曲折の芸人人生をつづっている。

 何かとキレて怒鳴る浜谷、ガールズトーク好きの神田の好対照な性格が伝わってくる。キャラクターがかみ合わず、意識のズレもあって何度も解散を考えたことがあったという。それでも、互いの違いを尊重し合うことで絆が深まり、頂点を目指す自信も生まれていったという。ファンならずとも対人関係に悩む人たちにとって、絶好の「参考書」になるかも知れない。

 とはいえ、浜谷は「コンビが出会ってから起こった出来事の答え合わせの本。答えを私と相方の目線から導き出す、ハマカーンのドリル。人生のヒントは載っていません」という。神田は「何の教訓もない本ですが、人はこんなにも擦れ違っててもいいんだと思えるかもしれません」。6月30日に都内で発売記念イベントを開催予定。