タレント江頭2:50(47)が29日、公然わいせつ罪の可能性があるとして警視庁の事情聴取を受けた。所属事務所によると、この日都内で行われたネット番組「江頭2:50のピーピーピーするぞ!」の収録後、今月25日に東京・タワーレコード新宿店で行ったイベントで全裸になった件について聴かれた。

 イベントはDVD「江頭2:50のピーピーピーするぞ!

 8」の発売記念と五輪のレスリング存続を祈願して行われたもの。江頭は北京、ロンドン両五輪の女子レスリングを会場で応援するなど筋金入りのレスリングファン。イベント最後にブリーフ1枚だけの姿になり、「レスリングが五輪の種目に決まるように!」と叫ぶと、ブリーフに手を通して肩まで引っ張り上げるネタ「ブリーフ重量挙げ」に挑戦。思うようにいかなかったからなのか、最終的にはブリーフを脱ぎ捨て、下半身を露出させたまま、観客300人がいた客席に飛び込み、胴上げされた。

 所属事務所の関係者によると、この日は事情聴取の上、厳重注意も受けた。今後さらに聴取を受ける可能性もあるという。関係者は「申し訳ないとしか言いようがありません。もしブリーフ重量挙げに成功していれば、あんなことには…。あの技は失敗すると、若干“ポロリ”しちゃいますから」と話している。<江頭2:50の騒動>

 ▼トルコで「でんでん太鼓」

 97年2月、番組収録で訪れたトルコのオイルレスリング会場で前座として約3000人の観客の前にふんどし姿で登場。ふんどしを脱ぎ、全裸になると大ブーイングを受け、でんでん太鼓を尻に挟んで逆立ちした。警察に身柄を拘束され、罰金75円を払ってその日のうちに釈放された。

 ▼全身金色タイツ

 08年8月、北京五輪女子レスリングの吉田沙保里が出場した決勝の観客席で、金色の全身タイツに身を包んで応援。国際映像を通じて世界にその姿が放送された。試合後は最前列に詰め寄り、金メダルを獲得した吉田を祝福した。