朝日放送制作のテレビ朝日系「熱闘甲子園」(月~金曜午後11時10分、土、日曜午後11時15分、8月8日スタート)の新キャスターにテレビ朝日の竹内由恵アナウンサー(27)が就くことが18日、分かった。昨夏からコンビを組む工藤公康(50)長島三奈(45)両キャスターと並び、同番組の新たな顔となる。

 現在、スポーツではサッカーの取材が多い竹内アナだが、甲子園取材は入社した08年に経験。「原点」とも言える場所に戻ることになり「入社して初めて携わった仕事が『速報!

 甲子園への道』でした。いつかまた携わりたいと思っていました」と喜んだ。

 甲子園には、さまざまな思い出があるという。取材ノートに色ペンでキレイにデコレーションをしていると先輩から「遊びじゃないんだぞ」と注意を受けた。一方で、「『汗をかくって気持ちいい』と思いながら、日焼け止めも塗らずに1試合丸々アルプスで取材をしていました」と振り返る。今となれば、すべてがいい思い出だ。

 入社6年目で、今やテレビ朝日を代表する人気女性アナウンサーになった竹内アナの起用理由について、朝日放送の東野裕プロデューサーは「熱闘甲子園を見たことがない視聴者を新たに獲得するという狙いもあります」と話す。視聴者拡大のための新たな同番組、試みとして、フェイスブックやツイッターに竹内アナら出演者がコメントすることも検討中という。

 ◆竹内由恵(たけうち・よしえ)1986年(昭61)1月20日、東京都生まれ。東学大付高卒業後、慶大入学。在学中にミス慶応に。同大卒業後、08年テレビ朝日入社。「ミュージックステーション」「やべっちFC」などを担当。162センチ。