今月7日にAKB48を卒業した松原夏海(23)がソロ活動を始動した。東京・北参道放送局で今日23日スタートするインターネット番組「松原夏海の723チャレンジ」(火曜午後10時)で初冠番組を持つ。

 大島優子(24)らと同期の2期生として06年に加入して以来、青春時代の全てをAKB48に費やした。「秋葉原で2回公演する間にお台場のイベントで踊ってた時が一番忙しかった」。苦手のバンジージャンプを要求されても競争社会で生き残るために「『できない』と言えないことがつらかった」。それでも「AKBに入って良かった。50歳になっても同窓会で会えるメンバーだと思う」という。

 今後はもうAKB48の名前は使えない。ネット番組から地道に仕事をしていくつもりだ。芸能界入りのきっかけとなったのは宮藤官九郎が脚本を手掛けたドラマ「池袋ウエストゲートパーク」を見て芸能界に憧れた。その宮藤が手がけるNHK連続テレビ小説「あまちゃん」にも「出たかった」と話す。「学園ものの、いじわるな3人組の両脇なら、すごい良い演技ができる」と独特の表現で宮藤にアピールしていた。