夏休みに入って2回目の日曜日となった28日、東京ドームで韓国の人気グループのSUPER

 JUNIORが5万5000人を集め、結成からの公演観客動員通算100万人突破を発表した。

 SUPER

 JUNIOR(以下SJ)が、東京ドーム公演2日目を開催した。世界ツアー「SUPER

 SHOW5(以下SS5)」の日本公演で、27日と合わせ2公演で11万人を動員。「SS5、いつやるの?

 今でしょ!」とトークもノリノリで、ライブは約4時間に及んだ。

 「ただいま~!」。シウォン(26)が叫んだ。昨年5月から約1年2カ月ぶりの東京ドーム公演で、日本初アルバム「Hero」の収録曲をはじめヒット曲を日本語で次々に披露。SUPER

 SHOWならではの女装やコスプレに観客は大喜びした。昨年の公演で存在感を示したリーダーのイトゥク(30)とイェソン(28)は入隊中で不在だったが、大型ビジョンにイェソンの映像と歌声が流れる演出もあり、ファンを喜ばせた。一方、除隊したカンイン(28)は初めて東京ドームのステージを踏み、ファンのペンライトが作り出すグループカラーの青い光の波に「うわ~!」と感激の声を上げた。

 また、ウニョク(27)はライブに先立って行われた会見で「東京ドームはデビュー当時から夢見てた場所」と特別な思いを明かした。そのステージに2年連続で立てることに、「本当に光栄です。日本では多くの活動が出来たわけではないのにずっと愛を贈っていただいて、皆さんに何より感謝しています」と伝えた。

 SJの世界ツアー「SUPER

 SHOW」は08年2月にスタートした。ほぼ1年かけて世界各地を巡回し、SS5は5回目のツアーとなる。アジア各国のほか、昨年は欧州、今年は南米でも初開催され、これまでの動員は世界で100万人を超えた。

 世界ツアーやソロ活動が多忙で来日は少ないが、日本での人気は絶大だ。この日のチケットはファンクラブ会員でも取れないほど。ライブではキュヒョン(25)が「皆さんの熱狂的な声援に応えて、SS5、京セラドーム!」と11月15、16日に大阪公演を開催することを発表した。8月のa-nation、9月のファンイベントと、下半期は来日の機会も増える。「年末までずっと皆さんとデートしたいと思います」というソンミン(27)の言葉に、この日一番の歓声がわき起こった。【今西孝江】