「2013神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ新聞社主催)が17日、東京・神宮球場や国立競技場などで開催され、7人組ダンス&ボーカルグループ、三代目J

 Soul

 Brothersが、「花火」を熱唱した。軟式球場のトリを務め、代表曲「花火」やデビュー曲「Best

 Friend

 Girl」、新曲「SPARK」など10曲を歌った。

 EXILEの魂を受け継ぐ弟分が、神宮外苑を熱くした。登坂広臣(26)が「花火大会にぴったりの僕らの夏の代表曲を聴いて下さい」と話し「花火」を歌うと、浴衣姿の女性ファンら2万人を超す観客が酔いしれた。その様子を見て、今市隆二(26)が「神宮最高!」と叫んだ。

 今年、軟式球場のステージの幅は昨年までの3倍に広がり、照明も倍増。音響機材もより充実した。そんな記念すべき節目の年にメーンアーティストとして出演。7人の人気などで、1万4000席の指定席は前売りで完売した。登坂は「普通にお客さんとして来てた神宮花火のステージに立てて最高です」と言った。

 EXILE一族は、東日本大震災以降、精力的に全国ツアーやチャリティー活動を行い、被災地だけでなく全国に元気を発信してきた。「日本を元気にする花火」と銘打った大会趣旨にマッチしたアーティストと言える。今市も「EXILEを筆頭に『日本を元気に』と活動しています。思いは神宮花火と一緒。自分たちにも最高の夏の思い出となりました」と喜んだ。

 昨年は「花火」で日本レコード大賞の優秀作品賞を受賞。NHK紅白歌合戦にも初出場した。来年1月には、「EXILE

 TRIBE

 PERFECT

 YEAR」第1弾として、単独ライブツアーを開催。EXILE一族の次世代エース候補として飛躍を続ける三代目-にとっても、この日のライブは最高の打ち上げ花火となった。【山田準】