堺雅人(39)主演で1日に放送されたTBS系「半沢直樹」(日曜午後9時)第7話が、平均視聴率30・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。関東で30%台に乗ったのは初。関西では31・2%で、第6回の32・8%に続く30%超えとなった。

 関東での平均視聴率が30%を超えたドラマは、11年に放送された「家政婦のミタ」以来。「-ミタ」は最終回で40・0%を記録したが、30%を超えたのはその1回だけだった。TBS系ドラマでは、07年「華麗なる一族」の最終回、30・4%以来6年ぶり。7話で大台に乗った「半沢-」の好調ぶりが分かる。

 前週比では、実は「14・5倍返し」の側面もあった。8月25日放送分では、日本テレビ系「24時間テレビ36

 愛は地球を救う」チャリティーマラソンでの大島美幸のゴールが、「半沢-」と同じく午後9時に始まる「行列のできる法律相談所」にずれ込んだ。結果、「行列-」の平均視聴率は27・5%と、「半沢-」の29・0%に1・5ポイント差に迫られた。しかし、1日放送分では「行列-」が8・2%と大幅ダウンし、「半沢-」が21・8ポイントの差で圧倒した。前週比平均視聴率ポイント差は、14・5倍だった。

 また、「半沢-」第7話は瞬間最高視聴率でも、番組史上最高の34・5%で、半沢が、香川照之演じる大和田常務に土下座をし、次回予告に入った場面だった。残り3話で次の大台、40%台が期待される。