歌手松浦亜弥(27)と男性3人組ユニット、w-inds.のボーカルで夫の橘慶太(27)夫妻が6日、挙式のためにハワイへ向けて日本を出発した。約12年前に交際発覚して以降、8月4日の婚姻届提出後も、取材陣の前ではツーショットを見せていなかったが、この日夜、日刊スポーツが成田空港でキャッチした。

 松浦と橘は親族を伴い、空港に姿を見せた。松浦は、2011年8月に子宮内膜症を公表後、芸能活動を控えて公の場にもめったに姿を見せていなかったが、この日は橘の傍らで柔らかで自然な笑顔を何度も見せていた。交際の長さを物語るように2人は過度にベタベタすることもなく、橘が実妹と話す姿を松浦がほほ笑んで見守る場面もあった。

 フライト9分前に搭乗口に姿を現した際は、一般客の目を気にしたのか、松浦が先、橘が妹と一緒に後ろと分かれて歩いた。そこで記者が初めて「おめでとうございます」と声を掛けたが、橘は動揺することもなく「ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべ、幸せオーラを振りまいた。松浦は「幸せですか?」「お体、大丈夫ですか」の問いかけに「はい」と言いながら頭を下げた。松浦は、昨年5月22日の「長良グループ」会長の長良じゅんさん(享年74、本名・神林義忠)の葬儀・告別式に参列して以来の取材対応の照れからか顔を真っ赤にしたため、橘に「亜弥さんの体調も大丈夫そうですね」と聞くと、「そうですね」とニコリ。隣にいた妹を見詰め、「妹も結婚相手を探してます。よろしくお願いします!!」と余裕のコメントを残し、機上の人となった。