CHAGE&ASKAのASKA(55)の所属事務所は10日、薬物使用疑惑の渦中にあるASKAの活動自粛を公式HPで発表した。理由は、週刊文春の記者に無断で接触してコメントしたことなどで、9日に事務所代表がASKA本人と話し合って決定。「一連の報道で世間をお騒がせしたことと社会的責任を踏まえ、ASKAの活動を自粛し、引き続きの健康の回復に努めることといたしました」などとつづった。

 9日発売の週刊文春には、覚せい剤吸引疑惑を否定したASKAの告白記事が掲載されている。同誌で、ASKAは「使用していたのは覚せい剤ではなく、興奮鎮痛剤のアンナカだった」などと強調。暴力団関係者からアンナカを入手した経緯なども明かしているが、事務所側は「当社は関知していない」とした上で、「ASKAは一連の報道の発端となった週刊文春の記者へ、取材ではなく個人的に話をしたいという衝動的な気持ちから連絡し、記者も取材ではないことに同意した上で自宅に招きました。結果としてこの際の会話が編集され、記事となって掲載されることとなりましたが、これは本人が承諾したものではありません」と主張している。

 CHAGE&ASKAは、今年1月に4年ぶりの活動再開を発表。8月末に東京・代々木第1体育館で再始動ライブを行う予定だったが、6月11日にASKAに一過性脳虚血症の疑いがあるとしてライブの延期と休養を発表していた。