女優吉高由里子(25)が7日、横浜市内で行われた次期NHK連続テレビ小説「花子とアン」(3月31日スタート、月~土曜午前8時)の会見に出席した。

 同ドラマでヒロインを務めているが、最近は大河ドラマや連続テレビ小説のヒロインが紅白歌合戦の紅組司会を担当することが続いている。司会への意欲を問う質問が飛ぶと「NHKさんは私を選んだ時点で大冒険の朝ドラだと思う。なので、私が紅白の司会をやったらとんでもないことになりそう」と笑った。可能性は十分にあるが「どうなんでしょう。まだ、お話が…」と言い「花子とアン」で共演する仲間由紀恵(34)に視線を送りながら「分かりませんが、その時は仲間さんと一緒にぜひともやらせていただけたらと思います」と答えた。仲間は大河ドラマ「功名が辻」主演が決まった05年から計4回も司会を務めており、「吉高さんのご指名なら勉強のサポートをしたいと思います」と応じた。

 昨年大みそかの紅組司会は大河ドラマ「八重の桜」のヒロインを務めた綾瀬はるか(28)が担当し、持ち前の天然ぶりを発揮して視聴者をドキドキさせる司会ぶりや涙を見せた歌唱コーナーなどが話題になった。吉高も奔放な言動で注目される機会の多い女優だけに実現したら話題を集めそうだ。【中野由喜】