俳優瑛太(31)が父親役で出演するトヨタ「ヴォクシー」新CMが今日21日から全国で放送される。「ヴォクシー」CMは反町隆史(40)が息子とさまざまな場所を巡る「男旅」シリーズが人気となった。今回は「ヴォクシー」のフルモデルチェンジに伴い、瑛太が“2代目”父親として登場する。

 新CM「愛と父」編は、幻想的なクラゲの絵をバックに瑛太と女性が見つめ合うシーンから始まる。「付き合って…愛し合って…誓い合って」のせりふに続いて、2人が激しいキスを交わす。ここで場面が切り替わり、「そして俺は父になった」のせりふとともに、息子と手をつなぐ瑛太の姿が映し出される。そこに「俺。父。俺。」のキャッチコピーが重なるという展開だ。

 プライベートでは2人の子供の父親だが、実はCMで父親を演じるのは今回が初めて。出演依頼を受けた時は「自分の中でヴォクシーのイメージは『男』とか『旅』とかいったもので、本当に僕でいいのかなという思いもあったんです」と振り返る。その後、新型「ヴォクシー」のキーワードが「父」だと聞き「僕自身父親でもあるので、こういう役割をさせていただいてもいいんだな」という気持ちになったという。

 子育てについては「触れ合うことが一番大事だなと思います。子供たちをいつも抱き締めてあげることが大切じゃないかなと思います」と強調。「父親として大切だと思うのは、まずは自分の好きなように生きるということですかね。子供に何かをしてあげなきゃとか、何かを植え付けようという感覚よりも、父親として自分がやるべきことを全うしていれば、子供はおのずと見てくれるのではないか」と、理想の父親像を語った。