歌手郷ひろみ(58)も39歳年下のソチ五輪フィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦(19)を祝福した。実は羽生がショートプログラムで使用した楽曲「パリの散歩道」を30年前に歌っていた。北アイルランド出身のロックギタリスト、故ゲイリー・ムーアさんが78年発表のアルバムに収録した同曲をカバーし、83年発売の49枚目シングル「シャトレ・アモーナ・ホテル」のB面に収録した。テレビ観戦して「懐かしい」と驚いたという。

 「19歳という年齢で世界の頂点に立ったことは素晴らしいと思います。久しぶりに聞いて、羽生君のしなやかなスケーティングにはピッタリで、とてもセンスの良い選曲だと思いました。この曲で滑る姿を見て感動しました」とたたえた。第一線で長く活躍する人生の先輩として、羽生の今後に、さらに注目していくという。「この経験を糧にさらに飛躍してほしいです。本当に金メダル、おめでとう!!」。羽生効果で今後のコンサートで歌う機会があるかも知れない。