舘ひろし(63)と浅野温子(52)が夫婦役を演じ、昨年TBS系で放送された連続ドラマ「なるようになるさ。」のシーズン2が、4月から同系で放送されることが24日、分かった。今春に同局が新設する「火曜ドラマ」(午後10時)枠の第1弾で、初回(放送日未定)は午後9時から2時間スペシャルで放送。前回レギュラーの泉ピン子、関ジャニ∞の安田章大らに加え、今シリーズから渡辺美佐子、南沢奈央、Hey!Say!JUMPの伊野尾慧が出演する。

 「なるようになるさ。」は、脚本家橋田寿賀子氏にとって16年ぶりの新作連続ドラマで、舘と浅野が8年ぶりに共演。浅野演じる妻が自宅の一部を改装して始めたレストランに集まった訳あり従業員との交流を軸に「他人同士は本当の家族より強い絆を築けるか」をテーマに新しい家族像を描いたことで、平均視聴率13%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、最高視聴率16・9%を記録した。番組終了後から続編を望む声も多く、火曜夜にドラマ枠の新設を検討してきたTBSがこの枠での放送に踏み切った。今回は、前回で人生の再出発を果たした従業員たちのその後と、新たに加わった訳あり従業員たちが困難に立ち向かう姿を描く。

 前回は、橋田作品初参加だった舘がせりふをアレンジして演じたことで話題となったが、舘は「橋田先生の素晴らしい台本があった上で、自分たちがどのような化学変化をさせることができるかで、楽しさが広がっていくと思います。今回は夫婦の関係、お互いに求めるものもより深くなって、温子と夫婦を演じることがとても楽しいです」。浅野も「たっちゃんがどんな球を投げてくれるのか、自分がどう打ち返すのか、現場でヒリヒリしながら演じることが、進化する余地を与えてくれると思います」とコメントした。