女優栗山千明(29)が一足早い「九分咲き桜」を喜んだ。27日、千葉市のイオンモール幕張新都心で行われた「KANAERU櫻(カナエルザクラ)」開花式に出席。会場のグランドモール1階の吹き抜けに置かれた高さ7メートルの桜を見上げ、「2月にこんなにきれいな桜が見られるなんて。この空間だけ違う、不思議な妄想の世界にいるみたい」と感激した。

 千葉県における平年の開花予想日(ソメイヨシノ)は3月31日。約1カ月前の“お花見”に「得した気分で、思わず見上げちゃう。上の階からは桜を見下ろせるし。あまりできないですよね」と笑顔を見せた。

 この桜は、この春から新生活をスタートする人を応援する「DO

 START!

 かなえよう!

 新しいジブン!

 キャンペーン」を記念して、世界的プラントハンター西畠清順氏が制作した。長野県の契約農家の畑から桜の枝を切り出し、温室管理して保管。九分咲きに仕上げた花を「素朴でフェミニン」をテーマに昨夜から一晩で仕上げた。今週末に満開をむかえると聞いた栗山は「また改めて満開を見に来たい」と話し、新生活の目標には「アウトドアの趣味を見つけたい。健康的にスポーツか何かを」と答え、インドア派から1歩踏み出す意欲を見せた。途中、今春から大学に進学し、新生活を始めるソチ五輪スノーボード男子ハーフパイプの銅メダリスト平岡卓(18)が登場すると「テレビで見てました。おめでとうございます!」と声をかけた。

 栗山は同キャンペーンの新CMにも出演。ふわふわと舞う「DO」の形をしたチョウを追いかける撮影を振り返り「ジャンプしすぎて息が上がったけど、よく頑張りました」と自画自賛。「春らしく、気持ちが前向きになると思います」とアピールした。3月5日から全国放送される。