元フジテレビアナウンサー高橋真麻(32)が2月28日、父の俳優高橋英樹(70)と、都内で行われた「週刊ロビ」発売記念イベントに出席した。真麻は1月にブログで30代のIT企業社長との破局を報告して以来、初めて取材陣の前に姿を見せた。ブログでは「どうしても許せないことをされていたのを私が知ってしまったのがきっかけ」と理由を説明していた。1カ月以上が過ぎたこの日は「女性としての魅力の欠如、人としての未熟さが、いろんなことにつながったのかな。もっと成長しなきゃと思いました」と冷静に振り返った。

 気丈に破局について答える真麻の横には父の高橋がいた。この日は「家族の一員になるロボット」の部品が付く同誌のイベント。芸能界きっての仲良し家族として2人に出演依頼があった。結果的に娘が破局を語る場に同席する異例の状況となった。「もう30を過ぎているから、自分で解決すればいい」と娘を大人扱いしたが、「周りの友達はみんな孫の話ばかり。孫ってどんなものかなとは思うけど、娘の幸せは娘の勝手。父親として早く孫を抱きたい気持ちはあるが、いつかご縁があればそうなるだろうし。(娘が)元気でいてくれれば」と見守る姿勢と親心をのぞかせた。

 真麻は、今後の恋愛について聞かれると、「高橋英樹の娘でメディアの仕事をしていて三枚目をやっている。ただでさえ重たいのに『結婚したい』などと言っては男性に負担がかかり過ぎちゃう」と複雑な心境を明かした。「今後はテレビで(交際について)言うのはやめようと思います。サービス精神から言ってしまうんですが」と言ったが、「でもまた聞かれると言っちゃうかも」と笑った。

 ◆高橋真麻の破局報告

 1月6日に更新した公式ブログで「彼への感謝の気持ちを込めまして」と題し、「どうしても許せないことをされていたのを私が知ってしまったのがきっかけ」と約2年半にわたる交際の解消を報告。詳細は不明だが「信じていたので深く傷付きましたが、彼にはたくさんの知識や素晴らしい経験を与えてもらい、とても感謝しています」とつづった。