歌手小柳ゆき(32)が、米国のR&B歌手ピーボ・ブライソン(63)と全編英語のデュエット曲「Here

 For

 You」をレコーディングしたことが16日、分かった。ブライソンは「世界のデュエット・キング」と呼ばれる。BS-TBS新番組「こころ

 ふれあい紀行~音と匠の旅~」(20日スタート、毎週日曜午前9時)のテーマ曲になり、9月にCDシングル化される予定だ。

 小柳は、大阪で毎年開催されている06年の「ドリームライブ」で初共演したブライソンから、「Yukiは日本一のソウルシンガー」と絶賛されていた。9年越しで成し遂げた作品だ。米アトランタのエルビス・プレスリーやビヨンセ、エルトン・ジョンらが収録してきた有名な「サイレント・サウンド・スタジオ」で2月にレコーディング。小柳は「ピーボ夫妻にご自宅で手作りフライドチキンをごちそうになって、楽しかった。何より、彼の色気ある歌声と共演できて、幸せ」と興奮気味に話した。

 ブライソンは92年、セリーヌ・ディオンとデュエットしたディズニー映画「美女と野獣」主題歌でグラミー賞を獲得。翌93年にも同じディズニー映画「アラジン」の主題歌「ホール・ニュー・ワールド」をレジーナ・ベルと歌った実績を持つ。小柳は「私たちも、いつか大好きなディズニー映画の歌を歌えたら」と新たな夢に思いをはせている。