急性リンパ性白血病で療養中の大塚範一キャスター(65)が約1年2カ月ぶりにテレビ出演したことが26日、分かった。5月4日のフジテレビ系「ワンダフルライフ」(日曜午後9時)にゲスト出演し、MCのリリー・フランキーと山岸舞彩に病状を話している。同氏のテレビ出演は、昨年3月18日のテレビ朝日系「Qさま!!」以来になった。

 大塚氏は、フジテレビ系「めざましテレビ」のキャスターを務めていた11年11月に白血病を発症して、同番組を休養し、降板した。12年10月に退院。昨年4月に「アゲるテレビ」でキャスター復帰予定だったが、同3月に再発。6月に臍帯血(さいたいけつ)移植を受け、9月に退院していたという。

 関係者によると、現在は寛解という症状が出ずに落ち着いた状態で、自宅療養を続け、週2回のトレーニングを積んでいる。24日の収録では「体調は悪くない。体重は7、8キロ落ちました。完治は5年で今1年」などと話していた。