SMAP香取慎吾(37)が12日、FW大久保嘉人(31=川崎F)のサッカーW杯ブラジル大会日本代表入りを的中させた。都内で行われた「明治北海道十勝スマートチーズ」新CM発表会に出席。代表発表1時間前に「大久保!」と叫び、代表入りが決まると、大久保の1次リーグ初戦でのゴールを予想した。

 テレビ朝日のサッカー日本代表応援団長を務めて10年目になる香取は、代表メンバー発表を前に冷静ではいられなかった。新CMの発表会見は午後1時過ぎに始まったが、壇上でソワソワ。冒頭でチーズ好きを熱く語ったが、司会者から「どんなときにチーズを食べますか」と聞かれると、「サッカー観戦しながら」。サッカーモードにスイッチが入り、「利きチーズ」クイズでチーズをひとくち食べると、唐突に「大久保!」と叫んで取材陣を驚かせた。

 午後2時に会見が終了するや、すぐに同時刻に発表された代表の顔ぶれをチェック。大久保の代表入りを知ると、興奮気味に再び会見場に現れ、「大久保選手、入ったじゃないですか!」と喜んだ。

 大久保と面識はないが、「がむしゃらにゴールに突き進むのがいい」と魅力を説明した。「(約2年3カ月)代表から離れていた大久保選手がブラジル大会でゴールを決める姿、見たいですね」と活躍に期待を寄せた。「何か見せてくれるんじゃないかって期待が高まります。第1戦(日本時間6月15日、コートジボワール戦)、大久保選手の得点からブラジル大会が始まるんじゃないですか」と予想も展開した。

 香取自身は、今大会の期間中は主演舞台「オーシャンズ11」(東京・東急シアターオーブ、6月9日~7月6日)で、現地観戦はかなわない。それでも応援団長らしく「『えー!

 こんな強いの初めて見る』ってびっくりするような日本代表を見られると信じています」とザックJAPANの快進撃も予想していた。