アニメ声優華山梨彩(かやま・りさ=26)が、アニソン界を代表するシンガー・ソングライター影山ヒロノブ(53)の長女だったことが24日、分かった。華山は、28日スタートのアニメ系動画サイトanimeloLIVE!の「アニソンCLUB!」にレギュラー出演する。ゲストに父を迎えて初共演の可能性も出てきた。

 華山は12年「乙女はお姉さまに恋してる

 2人のエルダー」で声優デビュー。その後、人気アニメ「坂道のアポロン」にも出演した期待の若手。関係者によると、同じアニメ界でも声優と歌手とジャンルが違うこともあり、あえて親子関係を公表しなかったという。

 華山は「声優になりたいと伝えた時、父は反対しませんでした。やりたいことを自由にやらせてもらい、本当に感謝しています。緊張性の私にアドバイスもくれます。最強の味方が近くにいてとても心強いです。尊敬する父の熱い魂を継いでいきたい」と話す。

 影山も「応援してくれる人たちへの感謝の気持ちを忘れないように」と言い、37年前に自分の母から贈られた「苦労は買ってでもしろ」という言葉を娘に贈りたいという。「いろんな経験をして、本当の実力を身に付けなさい。1度きりの人生を力いっぱい羽ばたいてほしい。頑張れ」とエールを送っている。