覚せい剤取締法違反(所持・使用)などで起訴されたCHAGE

 and

 ASKAのASKA(本名・宮崎重明)被告(56)が逮捕前に、現在公判中の栩内(とちない)香澄美被告(37)とは別の女性と覚せい剤を使用していたことを認めているとNHKなどが25日、報じた。同局やフジテレビなどは警視庁への取材で分かったとしている。

 この女性は、警視庁の任意の事情聴取に対し、「ASKA被告に勧められて一緒に覚せい剤を使った」などと供述しているという。警視庁は、覚せい剤取締法違反の疑いで女性を詳しく調べている。近く書類送検される見通しだ。

 フジテレビは、ASKA被告もこの女性と一緒に覚せい剤を使ったことを認めていると報じた。ASKA被告は02年ごろに知り合った栩内被告と現在まで交際を続けていたが、今回事情聴取を受けた女性とも、ほぼ同時期に交遊があったとも伝えた。

 この女性は芸能人ではなく、30代の音楽関係者という情報もある。

 ASKA被告と栩内被告は、今年5月上旬から17日にかけて、都内や北海道、大分県などで覚せい剤を使用したなどの罪で起訴されている。ASKA被告は起訴内容をほぼ認めているが、栩内被告は今月22日に行われた初公判で無罪を主張した。

 ASKA被告の初公判は来月28日に行われる。今回伝えられた別の女性と覚せい剤を使用していたことなどは、初公判で明らかになるとみられる。第2回公判が9月9日に予定されている栩内被告の裁判にも影響が出てくる可能性もある。